9-9皆様、こんにちは。CableFan.netの管理人を務めておりますロメオです。

諸事情あって、活動を休止しています。実は、4月頃より『週刊ケーブル』と題したメルマガ(無料)を発刊しており、せっかくなので、その内容も含めてサイトの方でも紹介したいと思います。

『週刊ケーブル』では、CableFan.netの記事を編集する過程でカットした様々な情報を発信しています。CableFan.netは図鑑調で、内容も単体レビューですから、そこに比較レビューや音源別の感想を盛り込み過ぎるのはよろしくない。したがって、あるケーブルを知る過程で得られた情報の多くは、カットしてしまったわけです。事実、我々は、目的として掲げた「詳しく、美しいケーブル図鑑」を編集することができた。その点において、情報を絞り込んだことは後悔していません。

しかしながら、マニア兼物書きである私・ロメオは、せっかくならカットした情報も文章化したいので、これに主観的な見解も交えつつ、メルマガという形で発信することにしたわけです。というのも、メルマガの方が多くの方から感想をいただけますから。 まぁ、昔からこんなことをやってみたかったというのもあって、そういった断片情報をテーマに沿って文章化し、メルマガとして発信することにしたわけです。

尤も、主観的であり偏見も多分に含むもので、CableFan.netの情報よりも信用度は落ちるとの自覚はあります。が、その分、発言すべきことを発言してゆくつもりです。現時点でも、図鑑の方より多くの感想をいただいていますから、それなりにお楽しみいただけるものと思っています。

長話はさておき、以下ではメルマガの内容を紹介しています(第009号についてはサンプルとしてアップしました)。また、時々ではありますが、不要品の情報なんかも発信しています。ご興味おありの方、ぜひ登録してみて下さい!そして、どんどん感想を寄せてやって下さい!楽しみにしております!!

 

 

ーーー第001号ーーー

メーカー別レビュー連載・第1回「世界の雄・TRANSPARENT」

世界のケーブル直接対決・第1回「ケーブル界のターミネーター!? DEVICE 0(K. Racing Audio Design) vs. 初代EPIPHANY(Electraglide)①」

 

ーーー第002号ーーー

メーカー別レビュー連載・第2回「REFERENE XL・XLRケーブルから論じる100万円クラス」

 

ーーー第003号ーーー

メーカー別レビュー連載・第3回「OPUS MMから論じるケーブル界の現状①」

世界のケーブル直接対決・第2回「ケーブル界のターミネーター!? DEVICE 0(K. Racing Audio Design) vs. 初代EPIPHANY(Electraglide)②」

 

ーーー第004号ーーー

メーカー別レビュー連載・第4回「OPUS MMから論じるケーブル界の現状②」

世界のケーブル直接対決・第3回「日本の銅線は世界に通用するのか!? 7N-PC9500(ESOTERIC) vs. PRIME POWER(JORMA DESIGN)」

 

ーーー第005号ーーー

メーカー別レビュー連載・第5回「Powerlink MM2Xから論じるケーブル界の現状」

世界のケーブル直接対決・第4回「日本の銅線は世界に通用するのか!? 7N-PC9500(ESOTERIC) vs. 世界の名だたるケーブルたち①」

 

ーーー第006号ーーー

メーカー別レビュー連載・第6回「新たなるカリスマ・ZenSati」

世界のケーブル直接対決・第5回「日本の銅線は世界に通用するのか!? 7N-PC9500(ESOTERIC) vs. 世界の名だたるケーブルたち②」

 

ーーー第007号ーーー

メーカー別レビュー連載・第7回「ZenSati台頭の立役者・Seraphim①」

 

ーーー第008号ーーー

世界のケーブル直接対決・第6回「日本の銅線は世界に通用するのか!? ④アレグロ電源ケーブル vs. 世界の名だたるケーブルたち」

 

ーーー第009号ーーー

メーカー別レビュー連載・第8回「ZenSati台頭の立役者・Seraphim②」

世界のケーブル直接対決・第7回「日本の銅線は世界に通用するのか!? ⑤アレグロ電源ケーブル vs. 世界のトップエンド」

 

最後に、読者の皆さんは気にされているであろう第010号以降の方向性に関して、補足しましょう。今後は、こんなことをやってゆくつもりです。

1.引き続き、世界のハイエンドケーブルをレビューしてゆきます。

2.ミドルエンドにも食指を伸ばしてゆく予定です。

このコーナーでは、ミドルエンドのケーブル(電源ケーブル:~30万円/1.5m、XLRケーブル:~50万円/1.0m。国産・海外製を問わず)をメインに扱います。このクラス・価格帯は、国内ではハイエンドよりも勢いがあり、実際に数多くのケーブルが出てきていますが、それらの多くは10万円以下の入門クラスから乗り換えた方によって語られています。ゆえに、グレードアップの感動を伴って高めの評価をされることが多い。入門クラスとミドルエンドを比較した場合、ミドルエンドが優れて聴こえるのは事実なので、これは当然のことです。

しかし私は敢えて、従来とは異なる切り口からミドルエンドをレビューしてゆきます。具体的には、ミドルエンドを入門クラス・ハイエンドの双方と比較することで、より的確なレビューをしたい。分かり易い例を持ち出すならば、AET SIN EVDを評価する際に、Oyaide Black Mamba-αとNORDOST ODINの双方を比較対象とするわけです。

3.付属ケーブル vs. 入門クラス

このコーナーでは、機器類に付属する電源ケーブルと入門クラスを比べます。最近しばしば感じるのが、付属の電源ケーブルの優秀さです。〜5万円程度の入門クラスと比べると、(基本性能はともかく)余計なことをせずに音源や機器の実力を引き出そうとする方向性において、ハイエンドに近いと感じます。言い換えるなら、ケーブルとして基本に忠実である、と。

実際のところ、付属ケーブルの良さが具体的に語られることは、あまり多くありません。無論、基本性能においては、ハイエンドは愚かミドルエンドにも負けますし、外見上の美しさや所有の満足感も皆無ですから、わざわざ語る価値がないとお考えになる方も多いのではないでしょうか。

しかしながら、それは勿体ないことです。私はある時、アレグロ電源ケーブル、NORDOST VISHNU、そして付属ケーブルの3つを比較しました。アレグロといえば、原音を尊ぶサウンドで多くのマニアから絶大な支持を得ており、音色のリアリティについてはCableFan.netでも最高クラスの評価をしています。そのアレグロからNORDOST VISHNUに換えると、音の方向性はガラッと変わります。帯域バランスはハイ上がりとなり、温度感は一気に下がります。結果、ステージの広がりや音の分離が強調されます。良くも悪くもNORDOSTの入門クラスらしい音です。一方、アレグロから付属ケーブルに換えると、ノイズフロアが上がり、音線もぼやけますから、音はごちゃっとします。しかし、温度感や音の厚みなどは、さほど変化しない。周波数レンジも狭まりはしますが、極端に上や下に寄ることはありません。総じて、性能は落ちるが方向性はさほど変わらないのです。この結果は、アレグロを軸として原音忠実性を語る場合、VISHNUよりも付属ケーブルが優れることを意味します。

以上は一例ですが、こういったケースはそれなりに多いです。無論、物を売るために分かりやすい色を付けたり、一点豪華主義に奔ったりするのは、当然の話です(性能との両立が不可能な価格帯ならば尚更)。しかしながら、それらを賞賛するために付属のケーブルを貶めることがオーディオ的に正しいのか、世界のハイエンドを知る立場から論じます。尚、これはあくまで私個人の感想です。私の友人には、付属ケーブルをボロクソに貶す者もおりますし、そもそも付属ケーブル自体が多様なので、一般化して論じるつもりもありません。予め、ご了承ください。

それでは皆様、今後ともCableFan.netならびに『週刊ケーブル』をよろしくお願いいたします。

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